OneCNCについてよく寄せられる質問とその回答を紹介します。
Q. サポートされているファイル形式は ?
Q. 3次元モデルの読込みが優れていると聞いたのですが詳しく教えてください
Q. 2次元CAD機能を使って寸法線つきの図面を書くことはできますか?
Q. 手描きのイラストや写真などをCAD図形として読み込んで加工することはできますか?
Q. 3次元データのカーネルは何を使用していますか?
Q. 3次元モデルの計測はできますか?
Q. テキスト文字をベクトル化して加工等に使用できますか?
Q. 同じPCの中で使用者ごとに環境を登録できますか?
Q. ポストプロセッサは自由に設定できますか?
Q. 作業指示書は自動作成できますか?
Q. 加工時間を知ることができますか?
Q. 他のCAMと比べてどういった特長がありますか?
Q. 2次元のCAD/CAMとしても使えますか?
Q. スキャロップ一定の加工は可能ですか?
Q. フィーチャー認識による穴加工はソリッドしか対応していませんか?
Q. 3次元モデルからでも簡単に2次元加工ができると聞いたのですが?
Q. 複数の穴加工パターンを保存することはできますか?
Q. 複数の領域を一括してポケット加工できますか?
Q. 穴加工の固定サイクルは自由に作成できますか?
Q. 制御装置が固定サイクルに対応していないのですが大丈夫ですか?
Q. ヘリカル切削での穴加工はできますか?
Q. アップカット、ダウンカットの指定はできますか?
Q. ツールパスを図形のように計測したいのですが?
Q. 他で作成したNCデータを読み込むことができますか?
Q. ワーク座標(G54-59)は使用できますか?
Q. 径補正(G41/42)は使えますか?
OneCNCは、図面作成から各種加工機に対応したNCプログラムの作成、切削シミュレーションまで加工現場をトータルにサポートすることができる一体型CAD/CAMシステムです。 製品区分としては、加工機の種類別に、 Mill(ミル加工)、Lathe(旋盤加工)、Profiling(プロファイリング)、Wire(ワイヤー)の製品種別に分かれています。 そして、それぞれが Express(エクスプレス) Advantage(アドバンテージ) Professional(プロフェッショナル) Expert(エキスパート)といった2~4段階のグレードに分かれており、ユーザーの要求レベルに応じた選択が可能となっています。
さらに、販売戦略の面からも、従来の非効率なマーケティング活動、業界の相場や古い慣習、複雑な販売ルートなどの全てを一から見直すことで、低コストでのリリースを決断しました。
現在、アメリカ、ドイツ、イギリス、オーストラリアなど、世界中のユーザーから求められるベストセラーCAD/CAMとなり、この販売戦略は世界各国で成功を納めています。
そして日本でもこの流れを受け継ぎ、日本国内の相場にとらわれない「世界標準価格」での販売に挑戦しています。
OneCNCはソフト本体のみの価格でご購入が可能ですシステムの維持にかかる いわゆる「年間メンテナンス費」や、「年間バージョンアップ費」「年間保守費」のようなランニングコストはかかりません。
不具合の修正やユーザーからの要望に基づく改良項目などを反映させるため、頻繁に随時アップデートを行っていますが、これらはユーザーサイトから自由にダウンロードして無料で最新の状態に更新することができますただし、別製品としてアップグレード版がリリースされた場合は、別途アップグレード価格が設定されます。
マイクロソフト製のソフトウェア(WordやExcelなど)をご利用になったことのある方であれば、導入したその日からでも、図面の作図から、ツールパスの作成まで迷うことなく操作していただけます。
またどうしても不安な場合は、マンツーマンでの講習を行わせていただきますのでご安心ください。(別途料金がかかります)
ポスト編集ツールが用意されていますので、NCコードをある程度理解されている方であれば簡単に作成、編集が可能です。
また、FANUC、OSP、MELDAS、YASNACなどの一般的なポストプロセッサはユーザーサイトから無償でダウンロードできますので、それを元に編集してご利用ください。
たとえば Mill Express(38万円)をお使いのユーザー様がMill Advantage(58万円)へランクアップする場合、差額の20万円 + 更新費用5万円の費用で更新が可能です。
但し Mill Express⇒ Lathe Professionalのように別ラインの場合はこの限りではありません。
IGES(*.IGS,Iges) Rhino(*.3DM) STEP(*.STP,*.Step) AutoCAD(*.DXF) SAT(*.SAT) STL(*.STL)
VDA-FS (*.VDA,*.Vdafs) DGN(*.DGN) NCデータ OneCNC(*.XFA)
[入力のみ:Parasolid(*.x_t,*.x_b), Solidworks(*.sldprt)]
多くのCAMシステムは、サーフェスやソリッドモデルの読込み時に曲面情報を三角パッチに置き換えてしまうため、読み込んだ時点で既に精度が落ちてしまっています。シェーディング処理により画面上では滑らかな曲面に見えても、内部的には三角パッチの集合体です。精度を上げようとすると極端に処理速度が遅くなるという問題点もあります。 一方、 OneCNCでは、元データの曲面情報を損なうことなくオリジナルの形式のまま読み込むことができますので、極めて高精度な読み込みが可能な上、データも小さく、大規模なモデルも高速な処理が可能です。
回数無制限のUNDO/REDOや、端点、中点、中心点などのポイント参照機能など、操作性に優れた2次元CAD機能が標準搭載されています。
寸法線はもちろん、個々の形状に対しての線色、線種、線幅などの属性定義、レイヤーの管理も容易で、本格的な2次元図面が作成できます。
ただし、現状では文字コードによっては一部表示できない特殊記号や日本語文字が存在しており現在対応検討中です。
OneCNCでは、画像データ(*.BMP *.JPEG *.GIF *.PNG 他)を読込み、平面状に半透明な状態で表示させることができます。また、同時にしきい値を設定することで、輪郭形状をCADデータに変換させることができます(ラスタ/ベクタ変換)。
意匠デザインや、彫刻加工などに活用の幅が広がります。
サーフェスとソリッドを融合させたハイブリッド モデリングシステムを採用しています。これにより、ソリッドモデルをサーフェスで切断したり、フィレットやシェル、ブーリアンなどはソリッドコマンドを使い、ソリッドモデルでは表現が難しい曲面部分などは、サーフェスコマンドを使うなど、設計者にストレスを感じさせないモデリング環境をご提供します。
ソリッドやサーフェスの固体やエッジの端点などはマウスカーソルが自動的にスナップされ、座標値や、二点間距離、二要素間距離、ソリッドの体積、サーフェスの表面積など用意に計測ができます。
テキスト文字をベクトル化するコマンドを使用して、テキスト文字(英数字)を通常の形状線に変換しできます。この機能を使って3次元モデルにしたり、そのまま輪郭加工やチェイン加工など様々な加工定義を施すことができます。
尚、そのほかの手段としては、テキスト文字をビットマップ(*.BMP)などの画像データで用意し、それをラスタ/ベクタ変換することでテキスト文字をCAD図形化することも可能です。
WindowsXPなどと同じように、使用者ごとにユーザープロファイルを登録できますので、OneCNCを起動する際にユーザー名を選択して起動することで、そのユーザー独自の使用環境がご利用になれます。
ポスト編集ツールが用意されていますので、NCコードをある程度理解されている方であれば簡単に作成、編集が可能です。
また、FANUC、OSP、MELDAS、YASNACなどの一般的なポストプロセッサはユーザーサイトから無償でダウンロードできますので、それを元に編集してご利用ください。
HTML形式の加工指示書が出力できます。
加工指示書の中に工程ごとの加工時間と合計加工時間が表示されます。
2次元のCAD機能とCAM機能は、Mill Express(28万円)以上の全ての製品に標準で備わっております。フィーチャー認識による穴加工や、テーパー角度つきのポケット加工や輪郭加工、さらに径補正の取り扱いにも優れており、2次元ユーザーの皆様にとっても大変満足いただけるCAD/CAMシステムとなっております。さらに、Mill Express(28万円)でも、3次元モデルを読み込むことができ、モデル上からフィーチャー認識による穴加工や、エッジを使った各種2次元加工ができる点も好評を頂いております。
走査線仕上げ加工では、スキャロップ(面粗さ)一定のツールパス演算が可能です。
また等高線仕上げ加工では、ステップオーバー量一定のツールパスが生成できます。
面の傾斜角度によってZ切込みピッチを変動させたツールパスが出せますので、Zピッチ一定のツールパスと比べて面精度にばらつきのない綺麗な加工面が仕上がります。
フィーチャー認識機能は、ソリッドだけでなく、サーフェス、そして2次元形状をも対象にすることが可能です。
2.5次元加工用のMill Express(28万円)でも、3次元モデル(ソリッド&サーフェス)をインポートすることができますので、そこから加工に使用したい形状(穴フィーチャーやポケット・輪郭加工用のエッジ)を抽出し、そのまま加工定義を行うことができます。加工自体は2次元であってもデータが3次元モデルで支給されるケースが増えていますので、そういった方にも非常に便利な機能となるのではないでしょうか?
例えばセンター⇒ドリル⇒面取り⇒タップ などの加工パターンを保存することができ、次回以降は、このパターンを呼び出すことで簡単に加工定義をすることができます。
ポケット加工は無条件に全ての領域を加工させることや、マウス選択された複数の領域を同時に加工することも可能です。
ユーザー独自の変数を含む固定サイクルをいくつでも自由に作成することができます。
固定サイクル以外にも、G01の直線動作で穴加工を行う指定も可能です。
ポケット加工、等高線加工、走査線加工などでは加工工程のパラメータの中でアップカット/ダウンカットの設定ができます。
また当然ながら、輪郭加工では自由に工具の進行方向を指定できます。
アブソリュートや、インクリメンタルのNCデータをCAD図形として読み込むことができます。外部で作成されたNCデータにも対応していますが、サブプロやマクロを含んでいると正常に描画できません。
G54-G59,G54.1P1-P48、G15H1-H200等すべて対応
輪郭加工や、ポケット加工の仕上げに径補正が使用できます。
ノーズR補正は、自動補正、補正なし、機械側補正(G41/42)の中から指定できます。
標準のポストプロセッサーで対応できない特殊なGコードなどは別途、編集ソフトを利用して変換対応することで対応可能な場合もありますので、特殊な加工機や加工方法、NC出力についての対応可否につきましては弊社または販売店までお問合せください。
読み込まれた3次元モデルから、旋盤用の外形フィーチャーを抽出し、それに対して加工定義を行うことが可能です。
読み込まれた3次元モデルはツールパスのシミュレーションなどで視覚的に確認するのに便利です。(2次元形状の回転体を3次元表示させることもできますので、3次元モデルは必須ではありません)
一般、ペッキング、深穴、固定サイクルを選択できます。
G74などの固定サイクルはユーザー側で自由に追加編集できます。
複数のパーツをシートに隙間なく割付ける「ネスティング」機能とセットで使用すると大変威力を発揮します。
アプローチは、直線と円弧の組み合わせで自由に指定が可能です。
予めパーツごとにタブの数や幅などの条件をつけておくことで、自動的に分割されたツールパスが生成されます。
また、回転させる場合は回転を許容する角度を数値指定できます。
無し・直線・円弧から選択できます
加工回数ごとに指定できます
Wire Professinal以上のモジュールで対応しています